以下のような流れで,3年生後期に配属決定後,出来るだけ早く研究活動をスタートします。(細かい時期等はあくまで予定です)
個別に面談を行い,研究テーマの大まかな方向性を決定
研究活動では,授業とは異なり,目的に合わせて学ぶ必要があります。そこで,まず最初に研究テーマを仮決定します。もちろん,学ぶうちに研究テーマが変わることも構いません。
毎週の個別研究ミーティング
自らの研究計画を把握し、計画に基づいて実施する習慣を身につけるために、毎週数分程度の個別の打ち合わせをします。現状の報告、目標の再確認、今週の計画を報告し、相談しながら研究のスケジュールを調整します。作業に問題が発生した場合は,その場であるいは別途一緒に問題を解決する時間を作ります。リスケジュールも同時に行い、頭をクリアにして、目標に向かって作業できるようにします。3年生の後期の間は、これをチューター制度の中で実施し、その後、4年生からは、先輩たちに混じって実施します。
進捗報告の発表
総合演習では、調べた内容についてまとめて、発表会を行います。質問する力も身につけるため,学生間でしっかり質問をしてもらいます。4年生になってからも、特に大学院進学を目指す学生は、定期的に(1.5ヶ月に1回程度)進捗報告(持ち時間30分程度)を実施します。また、研究室では、合宿(8月頃)、年末(12月頃)に半期で取り組んだ研究の進捗について大きな発表会を行います。
原稿執筆
総合演習では、原稿執筆の練習として、調べた内容を2ページの概要にまとめる練習を実施致します。その後も、学会発表を通じて、たくさんの原稿を書くことになります。
以上に加えて,各自研究に必要な勉強会に参加することになります。特に総合演習については、他の研究室と比較すると、研究活動が大変な方の分類に入ると思います。3年生の後期は、将来について真剣に悩むタイミングですので、皆さんの多くも大学院進学についても検討することになると思います。その際,研究活動というものがどういうものなのかを少しでも多く肌身で感じ取った上で,自らの将来を検討して欲しいと願っています。共にがんばりましょう。